大地の恵みと伝統

古くからお餅は日本人にとって
お祝い事や特別の日に食べる
「ハレの日」の食べ物でした。
出産、人生の門出、お祝いなど
人生の節目にお餅と日本人には
深い関係があります。

誕生餅(一升餅)

男の子は豆・白のお鏡 女の子は紅・白のお鏡
満1歳の誕生日に一生食べ物に不自由しませんように
との願いを込めてお子さんに
一升の餅をかつがせたり、おしりにあてたりする。

百日の祝い

生後百日前後にお宮参り・お食い初めをする。
お祝いに来られた方に赤飯の手土産を渡します。

お釈迦団子

三月十五日 上新粉(米粉の蒸し団子)
お釈迦様の命日 団子はお釈迦様の舎利(お骨)に
たとえられお守りにする。

節句

女の子 (三月三日)桃の節句
緑色・白・桃色の菱餅。さくら餅を雛壇に飾る。
男の子 (五月五日)端午の節句
黄色・白のお鏡。柏餅を兜の御前に飾る。

お盆

家族・親戚がつどい
ご先祖さまをお迎えする。

お彼岸・おはぎ

春分の日
牡丹の咲く時期なので牡丹餅
秋分の日
萩の花が咲く時期にはおはぎという

お月見

旧暦8月15日の十五夜(中秋の名月)や
旧暦9月13日の十三夜のときに、
月に供えるお団子です。

お祭り

五穀豊穣・無病息災を願い
鎮守様を祭る。
赤飯・金時おこわ・みたま(黒豆おこわ)

鏡開き

お正月のお餅をおろし、
割って餅網で焼き、
ぜんざいにして食べる。
1月11日

針歳暮(針せんぼ)

針仕事が上手くなるようにと願いを込め、
やわらかい餅に針を刺し供養する。
結婚した年暮れ(11月上旬~12月8日まで)に
お嫁さんの実家から嫁ぎ先に持ってこられる。

ハレとケ

古来より、日本人は、普段通りの日常を「ケ」の日、
祭礼や年中行事などを行う日を「ハレ」の日と呼び、
日常と非日常を使い分けていました。
「ハレ」の日には、神聖な食べ物である餅や
お酒を飲んで祝ったりと、特別な日。
「ケ」は普段通りの生活を送る日ですが、
「ケ」の生活が順調にいかなくなることを、
「気枯れ」=「ケガレ」といって忌み嫌い、
禊ぎ、清め、祓いなどをしました。
単調になりがちな生活に「ケジメ」をつけて、
「ハレ」の日を迎える。
そうした物事の繰り返しで暮らしが成り立っているのです。

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